2017年3月18日土曜日

ファンドレイジングジャパン2017 1日目

3月18-19日に開催された「ファンドレイジングジャパン2017」に久留米のCO仲間と一緒に参加してきました。
ファンドレイジング(Fundraising)とは、民間非営利団体(Non-Profit Organizations:日本では公益法人、特定非営利活動法人、大学法人、社会福祉法人などを含む)が、活動のための資金を個人、法人、政府などから集める行為の総称。 ---Wikipedia

会場は豊洲にある芝浦工業大学。

全てのセッションの資料をごっつい冊子で頂きました。
気合入りすぎて1時間以上前に会場に着く。

FRJ2016人気セッション
「クラウドファンディングを一時的な資金調達にせず、継続的なファンを作る方法!」
~月間2億円を集める日本最大クラウドファンディングREADYFORの最新事例から学ぶ〜
READYFOR株式会社 代表取締役CEO 米良 はるかさん

クラウドファンディングって、ITを使ったものだけではないんですね。少しづつ多くの人にお金をもらうシステム。次のセッションのVincent Lawさんのアメリカの自由の女神建設の事例を聞いてなるほど!と思いました。

「お金を出す」=夢や気持ち、文化を応援したい(意思・思い)

米良さんにもらった名刺の裏が好きです。社名の中に、REDが入ってる。ミッションもステキ。

写真を撮り忘れていますが、次に参加したセッションは
中国・香港で展開されるPhilanthro Kids Academyの未来
〜中国における社会貢献教育プログラムの未来〜
President and Founder Philanthro Kids AcademyのVincent Lawさん

フィランソロピー教育についてのお話し。初めて知りました。社会貢献教育のことなのですが、フィランソロピー自体は「人類愛」とも訳すそうです。社会貢献をする大人になるには子どものころからの教育が必要ですよ、ということ。子どもに価値感を教えるのはとても難しい。10の価値を教えて、100のタスクにして見せて教える、マネさせる。そして1000の慈善的行為を学び取る。示しさえすれば子どもたちはやってくれる。


意味や価値の転換を促す「まなざしのデザイン」
ランドスケープアーティスト/一般社団法人ブリコラージュ・ファウンデーション代表理事/大阪府立大学21世紀科学研究機構・准教授 花村 周寛さん

デザインの話しだったのでとても共感できました。デザインが介入することにより変化する社会。



風景の異化。ガリバースコープ。



動画を見つけました。同じ内容があります。病院のインスタレーションが好きです。

まなざしのデザイン→風景の補助線→モノの見方を変える

心のまなざしが世界をつくる
意味と価値は変化し続けている
問題を定義することによって心を動かすことができた。本当の問題にまなざしを向けることが、問題を解決する。


【大賞記念セッション】
相手目線の徹底で共感を集める組織になるために
〜7年間で事業規模1億円を達成できた「相手目線」のプロセス公開!〜
NPO法人ノーベル 代表理事 / 一般社団法人collective for children 共同代表 / 社会福祉法人大阪ボランティア協会 評議員 高 亜希さん

フローレンスに弟子入りして、事業として病児保育を立ち上げた。3年間でしっかり土台をつくり、それからファンディング事業へ。社会貢献的活動でも、まずは自立した事業で信頼を得ることが大事なんだとわかりました。

セッションのあとは、久留米COの仲間でCOJ行きつけの新橋のお店へ。

飲み会でも皆で「関係構築」してしまうのが、CO流。明日も頑張るぞ!
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